今回は、4音でできるコード「セブンスコード」のお話。クラシックの楽典で言うところの「四和音」です。
三和音と比べると、音が4つある分、響きもより豊かになります。響きが豊かになると、弾いていてとても楽しくなりますよ。ぜひ、覚えて使えるようになってくださいね。
セブンスコードの構成
三和音の3度上に音を重ねると、4音になりますが、これをセブンスコードと言います。
一番上になる音が、ルートから7度の音程になるからです。7th(セブンス)と呼びます。
代表的なセブンスコード
セブンスコードにもいろいろな種類があります。ここではGをルートとする4つの種類を紹介します。
いきなり4種類を覚えるのは大変だけど、どういう違いがあるのか、それがわかると覚えやすいです。
その区別の方法を次に説明します。
1 土台がメジャーなのかマイナーなのかを考える
土台というのは三和音のことです。基本のコードがメジャーなのか、マイナーなのかを確認しましょう。
土台がメジャーならG7またはGM7になります。
土台がマイナーならGm7またはGmM7になります。
2 5th-7thの音程がどっちなのかを考える
次に、5thから7thの音程をチェックしてください。長3度なのか、短3度なのかを確認しましょう。
Gコードを例にすると、「ソシレ」の5thは「レ」。この音から7thの音程で区別します。
7thが「ファ♯」なら長3度になるので末尾はM7になります。
7thが「ファ」なら短3度になるので末尾は7になります。
セブンスコードを覚えると、弾ける曲が増えて楽しくなってきます。今は覚えることが大変かもしれないけど、次のステップに進めるように、ひと頑張り! それではまたお会いしましょう。
この記事は2017年頃のブログを再編集したものです