きょうは「コード」のお話。これを覚えるといったい何ができるのかしら?
自分には関係ないし・・・、と思っている方も多いと思います。
そもそも、何かきっかけや理由がないと、自分からコードを学ぼうなんてことにはなりません。
自発的なきっかけは必要かなと思います。
コードに興味をもつきっかけがある
テレビで、ライブで、ボーカルのバックでよく見えないけど、あのキーボーディストがどんなことを弾いてるのか気になる。
ジャズのピアニストが弾く和音と、自分が弾くピアノの和音がなんか違うのは何でなんだろう。
上の2つは、実は若い頃、私自身が思っていたことです。
なんかよくわからないけど、まず、コードを覚えると、少しはその次元に近づけるのではないか。(耳コピというのも結構重要なんですけどね)
皆さんの場合はどうですか?
音大の授業で覚えなさいと言われたから?それでは全然進歩できませんよ。
何か自分を動かすきっかけがあったら、そのタイミングを大事にしましょう。
興味をもったときに人は覚えるものです。
親友の自作の曲に、キーボードで参加してほしいと言われた
・・・うん、いいね。こういう逃げられない状況
ギターのコード譜は見つけたけど、ピアノ用の伴奏譜がない
・・・あるある。でもこれは、コードがすでにあるのだから、頑張ればなんとかなりそう
始めの一歩はベースから
コードって、理論をつきつめていくと確かに難しい。
でも、理論がどうのこうのって考えるのは、まだまだ先でいいのです。
そんなことは気にしないで、まずは失敗しても何しても、体験してみるのが先!
弾きながら覚える。何でだろう?と調べながら覚える。好きな曲で覚えるのがいいのです。
私は第一歩として、ベースの音を弾いてみることをおすすめします。これはすぐにマスターできます。
コードネームの頭のアルファベットは、根音(わぁ、楽典だ)またはルートの意味です。なので、その音を弾くだけで、ベースが決まるわけです。ピアノだと左手ですね。
アルファベットの音が何の音なのかはこちら。ドレミの英語読みです。
知らなかった人は、これだけは暗記してくださいね。
ドレミファソラシ → C D E F G A B
あなたが弾きたいと思う曲のコード譜と音源を用意しましょう。ピアノ譜の音符は見ないで、上にあるコードネームだけを見て練習するのでもいいです。
コードネームは実際にはmとか、7とか、M7とか、いろいろな種類が使われます。でも、この段階では、頭の大文字アルファベットだけ気にしていれば大丈夫。
大事なのは、曲の音(CDとか)を鳴らしながら、その中で自分はベースの音で参加するという実体験です。
ベースも面白そうって、ベーシストに転向するのも有り。
たったベースの1音でも、「あっ、なんかバンドで弾いてるみたい!」 この小さな喜びが次のやる気につながっていきます。
どうでしょう?あなたのきっかけを教えてくださいね
この記事は2017年頃のブログを再編集したものです